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14本のクラブの中で、いちばん遠くへボールを運んでくれるのがドライバーです。 よいスコアを望むのであれば、 このドライバーのできが肝心です。 それだけにドライバー選びの成功いかんによって、今後のゴルフライフが楽しいもの にも、苦しいものにもなってしまうのです! そんなドライバー選びを各側面からCheck it!

1.価格から考える

価格帯は下図のような構造になっており、ごらんの通り量販店>通販・激安店>中古と 安くなり、日本モデル>USモデル、現行>旧型と安くなります。
ドライバーの価格帯
価格帯で3つのグループに分けてみました 

Group 1 いちばん安いCグループ

なんといってもこの安さは魅力。 しかもちょっと現行ながら次モデルが出る直前の投げ売り もあり、あなどりがたいグループです。 頻繁に買い替えることも可能な価格帯であり、いろいろ 試してみたい人にはうってつけですね。 初心者や、つきあい程度にやるって方にも、 このグループはおすすめです。

Group 2 平均的なBグループ

中間であり最多価格帯のこのグループは、最新型にこだわるならUSモデル、人気の日本モデルが欲しければ中古など、 選択の余地が広いグループです。 それだけに、逆に悩んでしまうところではあります。

Group 3 いちばん高いAグループ

最新モデルを新品で欲しいと考えていらっしゃる方は、このAグループから選ぶことになります。

ドライバー選びのヒント

新品か? 中古か?

「新品じゃなきゃいや」って人は仕方ありませんが、中古に抵抗がないということはクラブ選びにかなり有効です。  現行モデルの程度のよいものが、2〜3割安く買えることや、今では売ってないあのころほしかった人気モデルを、 手ごろな値段で入手できるからです。

ゴルフクラブは中古市場が発達しており、大手中古ゴルフクラブ店やインターネットのオークションで、数多くの 中から好みの品を選ぶことが可能です。 両者で共通して言える注意点は、クラブの相場を知ることです。 相場を知って、お得なクラブをゲットしましょう。

これからゴルフを始めようとしていて、お試し的にクラブを購入しようとしている方は、中古がおすすめです。  ただその場合、お店の人やある程度ゴルフの知識がある友人知人に、どんなクラブを買えばいいか相談したほうが よいでしょう。 現在、中古クラブで高反発のものが投売りされていますが、これはやめたほうがよいと思います。  プライベートゴルフにそんなルールは関係ないのでは? という意見もございますが、ゴルフの総本山が決めたことを 守らなければいけないのはアマチュアゴルファーも同様です。 コースによっては使用禁止をうたっているところもありますしね。

2.ヘッドから考える

ドライバーのヘッドのデザインは多種多様。 いくら良いと言われているドライバーでも、自分の好みに合わないとどうしても 好きになれない・・・ 結局のところ自分がいかに打ちやすいかって話になってしまうところなのですが、基本だけは押さえておきましょう。

-フェースの形状-
名称 特徴 フェース面
ディープフェース フェース面の高さがあるものがディープフェースといいます。 ディープフェースは バックスピンを抑えて飛距離アップを狙っています。 ディープフェース
シャローフェース フェース面の高さが小さいのをシャローフェースといいます。 シャローフェースはスピンがかかりやすく、高弾道のタマを打ちやすく なっています。  シャローフェース

一般的にシャローフェースが初心者向けと言われているようですが、ぼく自身は打点のばらつきが上下に 大きいので、てんぷら防止の意味からディープフェースを好んで使用しています。 ぶっちゃけ、フェースがでかいほうが 当たるでしょってことです。

-フェースの向き-
名称 特徴 上から見たところ
フック タマがつかまりやすいので、初心者やスライサー向け。 ビギナーモデルに採用される。 フックフェース
ストレート スクエアで標準的なフェースの向き。  ストレートフェース
オープン タマのつかまりすぎないので、たたいていく人向け。 上級者モデルに採用される。 オープンフェース

あくまで個人的な意見ですが、フックフェースは苦手です。 ひっかけが出そうで・・・ でもぼく自身の性能は右曲がりです(笑)  ストレートかオープンフェースで、右に曲がらないように意識して打つのが合ってるようです。 ちなみにオープンフェースのドライバーは、 ほんとにつかまらないので購入の際はご注意を。

異形? 三角形四角形五角形・・・

異形の代表 クリーブランド ハイボア 異形ヘッドの出た当初、初代サスクワッチとかですね、はっきりいって「なんじゃこりゃ?」と思いましたが、いまやそれが 当たり前の時代になってきています。 そういうぼくも、現在使用中の2本を含めて、3本のハイボアを所有していました。  ハイボアはヘッドに独特な凹みを持っています。 

これらの異形ヘッドのメリットは、慣性モーメントの増大です。 慣性モーメントが大きいとミスヒットに強くなります。  つまり、あたりどころが悪くても、そこそこ飛んでくれるクラブになるのです。 見た目の違和感は、使い始めればすぐに気に ならなくなります。 ぼくなんかヘッドがへこんでないと違和感を感じるぐらいになっています(笑)


ロフトについて

ドライバーのロフト ドライバーのロフトは、一般的に9.5度〜11.5度ぐらいです。 ロフトの数字が小さい=フェースが立っている低いタマが、 ロフトの数字が大きい=フェースが寝ていると高いタマが出ます。 フェースが立っているとバックスピンが減りサイドスピンにまわる 可能性が高くなり、曲がりやすくなります。 このことから、初心者にはフェースが寝ている、つまりロフトが11.5度前後のドライバー がおすすめということになります。

ですが、ヘッドスピードが速い人がロフトの大きいドライバーで打つと、バックスピンが多くなりすぎて吹けあがり、飛距離が出なくなります。  この場合はロフトの小さいドライバーを選択することになります。

ドライバー選びのヒント

USモデルと日本モデル

USモデルと日本モデルの価格の違いは、「なぜ!?」ってほど大きいのですがこれはいったいなんでなんでしょうかねぇ・・・  まあぼくはもっぱらUSモデルを買っています。 USモデルと日本モデルの違いは、重量とシャフトの硬さと言われています。  ただ具体的な数字は、調べたのですがわかりませんでした。 USのHPにはクラブ重量が公表されていないような・・・  アメリカ人はクラブの重さなんて気にかけないのでしょうか(笑) 

シャフトも同じフレックスでもじゃっかん硬いと言われて いますが、これも具体的な証拠は得られていません。 ぼく自身の使っている感じですと、はっきりとわかるほどの違いは ないのではないでしょうか。 安い方がいい人は、断然USモデルをチョイスですね!

3.シャフトから考える

シャフトの硬さ(シャフトフレックス)

L(ladys) A(average・senior) R(regular) S(stiff) X(extrastiff) が基本的な硬さです。
※メーカーによってはさらに細かく分類されているケースもあります。
  • Lは文字通りレディース用です。 
  • Aはレディースの固め、もしくは男性用のかなりやわらかめなものとして扱われています。
  • Rは男性用のやわらかめ。 一般男性ならこの硬さがおすすめ。
  • Sは男性用の固め。 力があってヘッドスピードがある程度速ければこれを。
  • Xは男性用の超固め。 プロ並のヘッドスピードをお持ちの方はこれですね。
ヘッドスピードとシャフトフレックスの関係 ヘッドスピードとフレックスの関係
メーカーが違うと、同じフレックスRでも、同じ硬さではない場合がありますのでご注意を。

シャフトの材質と総重量

ドライバーのシャフトといえば、基本的にカーボンシャフトだと考えてよいでしょう。 カーボンの中でも、クラブ メーカー製のもの、シャフトメーカー製のそのモデル専用のもの、シャフトメーカー製の汎用のものとがあり、後者に なるほど価格が高くなります。

はじめてドライバーを選ぶのでしたら、万人向けに作られている、クラブメーカー製のものが装着されているもので よいでしょう。 そろそろ自分のスイングタイプもわかってきたとなったら、シャフトメーカー製のものを選ぶのもよし、 リシャフトするもよしですね。

シャフトには、その種類以上に大切な、重量の問題があります。 フレックスを選択すると、おおむね重量も決まって くるのですが、ある程度の選択の余地もあります。 シャフト重量はそのまま、クラブそのものの重量に直結していて、 重いシャフトは重いクラブに、軽いシャフトは軽いクラブになります。

ドライバーのクラブ重量は300グラム前後です。 重いクラブはその重さから手打ちになりにくく、安定した球筋になり、 軽いクラブは安定しないかわりに、軽さからくるヘッドスピードの速さから、飛距離が期待できます。 肉体的要因から、 軽いものしか選べないというケースも考えられますが、そうでなければ、好みで選んでよいのではないでしょうか。 

ぼくは現在2本のドライバーを所有しています。 シャフト重量40グラム台で、クラブ重量が290グラム程度と、かなり 軽量の初代ハイボアライトと、シャフト重量60グラム台で、クラブ重量が325グラム程度のハイボアXLです。 両者は 振り比べてみると、違いは歴然としています。

軽い初代ハイボアライトは「パキャーン」と、重いXLは「ドゴーン」という感じで飛んでいきます。 軽い方が確かに 飛びます。 ショップにあるスイングアナライザーで計測し、比較したこともありますが、ハイボアライトは群をぬいて 飛んでいました。 ただ、重いクラブの芯を食ったときの暴力的なインパクトもすてがたいですね。

ドライバー選びのヒント

弾道調整機能について

テーラーメイドのウェイトカートリッジに端を発する弾道調整機能は、2009年にはシャフトの差し込む向きでクラブの 性格を変えるまでに進化しました。 代表的なものは、ナイキのサスクワッチダイモとテーラーメイドのR9です。

ほんとにおどろくほど、何通りものセッティングができるのですが、これはある程度スイングができている人が使った方が よいでしょう。 球筋が安定しないのに、クラブのセッティングをいろいろと変更しても仕方がないような。 そういう 意味では、ぼくも使う資格がありませんね(笑)

ただ、この弾道調整機能を使いこなせるようになったら、きっと便利でしょうね。 「あのコースのあのホールは、どう してもドローで攻めたい・・・」なんてことを思うミギマガラーが、クラブのセッティングでその願いを実現できるの ですから。 いつかは手にいれてみたいです。



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