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 ティーショットをコントロールする 2010/9/12


ングルになる=81以下でのラウンドを目標とするプロジェクトの2回目です。

1回目はこちら→シングルになるには

今回のテーマは「ティーショットをコントロールする」です。 前回、ダブルボギー以上叩いてしまう原因の考察から、 ティーショットはフェアウェイに打たなければならないとわかりました。 ティーショットをきっちりフェアウェイに 運ぶには、ボールの打ち出す方向、フェースの向きをコントロールしなければならないでしょう。

ところがぼくはこれがまったくだめ。 ティーショットなんてOBじゃなきゃいいや程度にしか考えていません。 打ち 出す方向も、フェースの向きもままならないので、どこへ飛んで行くかなんてまったくわからないので、そんな考えに なってしまうのです。


◆打ち出す方向をコントロールする練習

第一段階として、ハーフショットで右・まっすぐ・左と打ち分ける練習を始めました。 場所は家の近所の100ヤードそ こそこの練習場です。 練習を始めてまずびっくり。 ボールがどこに飛んでいっているのかわからないのです。 

普段行っているのは250の看板がある、百合丘カントリークラブです。 そこだとネットが遠いので、ボールの行方を ずっと見られます。 ところが100ヤードそこそこですと、思いがけない方に飛んだボールは、それを認識する前にネット にぶつかってしまうようです。 そのうえ、背景にある住宅街も、ボールの認識をさまたげているようです。

これでは練習にならないので、2階に移動しました。 2階は背景の大部分が空になるのでボールを認識できます。 これ はいかに狙ったところに飛ばせていないかという証拠ですね。 早く1階でも練習できるようになりたいです。

フェースと打ち出す方向 2階で練習を始めて気づいたのは、左にまったく打ち出せないということでした。 フェースが閉じて、ひっかけフック では左にいきます。 しかし、まっすぐな球を左に打ち出せないのです。 いくら左に打とうと思っても、思いとは逆に 右に飛んでいくボール・・・ ハーフショットなのに、なかなか思い通りに打つことができません。 



始めのうちはずっとこんなかんじでしたが、何日かしてわかったことがありました。 それは、フラットなスイング プレーンは、左に打ちづらいということです。 ぼくはかなりフラットに振る傾向があります。 これを意識して縦気味 に振ることで、左に打ち出せるようになってきました。

そして日をおうごとに、ボールを打ち出す方向と、クラブを含めた体の姿勢が身に染み付いてきたようです。 練習を始めて 1週間。 ネットの支柱の右へ、ネットの支柱の左へと、自在に打ち分けられるようになってきました。


◆フェースをコントロールする練習

打ち出す方向がある程度コントロールできるようになってきたので、続いてはフェースの向きをコントロールする練習 です。 あいかわらずのハーフショットで、右に打ち出したら左に曲がるように、左に打ち出したら右に曲がるように、 フェースの向きを調整します。

大事なのは、胸をまわすイメージでスイングすることです。 ショートスイングこそ手打ちにならないように、腕は胸 の前にあるように意識してスイングします。 手打ちだと、フェースの向きの変化が大きいのですが、胸をまわした スイングはフェースの向きの変化がゆるやかに行われます。


◆ハーフショットで身につく球を捉える感覚

ハーフショットで、打ち出しの方向、フェースの向きを意識した練習を行うことで、球を捉える感覚を覚えることが できます。 それはヘッドとボールのコンタクトの瞬間の、それぞれの相対的な関係をイメージでき、なおかつ再現 できる力と言えるでしょう。 その力=感覚は、ハーフショットだけでなく、普通のショットの時にも有効に働きます。


◆練習の成果は?

前述の通り、今までのぼくのティーショットは、かなりひどいものでした。 「OBじゃなければいい。 どんなところに ボールがあろうと、OBでなければ、まだじゅうぶんボギーであがれる。」 そんな気持ちでティーショットをしていました。  ティーショットをコントロールする練習を続け、ある程度自信ができましたが、はたして実際のコースではどれほどの ものでしょう。

練習の成果の実証は、いきなり超本番、GDOアマチュア選手権の場で行われました。 スタートホールは打ち下ろしで 左右ともに隣のホールとの境の、割と深めの林です。 ここを少し右に出してしまいましたが、なんとかバンカーで 止まってセーフ。

それが気になったのか続く数ホールは、トゥ気味にあたるフックだまが続きました。 いっしょにまわっている同伴競技者 にはそれが狙ったドローに見えているようで、「いいねぇ・・・」 なんて声も聞こえていましたが、打っている本人は、 いつチーピンに変化をとげるか、気が気ではありません。

このままではまずい・・・ 
ちょっと緊張して、体が固いようです。 意識して落ち着かなければ。

その後、むしろ軽く逃がすぐらいの気持ちで打つようにしてから、球筋が安定してきました。  バックティ使用で、 打ち出しがかなりタイトなホールが多いのですが、なんのためらいも不安もいだかずにキャディーさんから渡される ドライバーを振り続ける自分がいました。 なんだか一気にドライバーが好きになってきました。

結局この日は、短いドッグレッグで突き抜けるのを防ぐためにスライスかけたのが、やりすぎて右にOBってやつと、 右に出て池にいってしまったものの二つだけがティーショットのミスでした(ショートホール以外の14ホール)  練習の成果はあったのです! 

その後も2ラウンドしたのですが、ティーショットでのOBはおろか、ペナルティーすらまったく無いという、われながら 信じられない状態が続いています。


◆まとめ

ハーフショットで球を捉える感覚を身につける
まずは簡単なところから。 ハーフショットで正しい球を捉える感覚を習得しましょう。 その感覚は、フルショットにも 生きてきます。

胸をまわす
腕をまわすのではなく、胸をまわした結果、腕がついてくるイメージで振ることによって、クラブのフェースの向きが実際と 意識とのずれがなくなります。

フェースを意識する
クラブにはフェースがあります。 そんなの当たり前ですが、それをどれぐらい意識してスイングしていますか? フェース を意識してください。 シャフトの先端に、少しオフセットして存在する、小さな面積のフェースを意識してスイングして みてください。 そして、フェースのここでボールを捉えると意識してショットしてください。 きっと今までよりボールを コントロールできるはずです。


次回は「ゆるぎないアイアンショット」の予定です。




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