テーラーメイド バーナー SUPERFAST 2010/4/18
TaylorMade BURNER SUPER FAST US with Ozik Matrix Xcon Flex R
初めてバーナーSUPERFASTを見たとき、そう叫びました。 今までのバーナーのデザインは、ぼくの好みでは なかったのですが、今回のバーナーは、大きな面使いに小さく文字をこちょこちょって入っている、 戦闘機のような、モビルスーツのような・・・ たぶん好きな人にはたまらないデザインだと思います。
ひさしぶりに欲しいと思わせるデザインの良さに、ゴルフショップに行くたびに眺めていたのですが、 ついに我慢できずに購入! 予算の都合もあってUSモデルですが、もしかしたら初めての現行モデルの ドライバーを買ったのかもしれません。
ホームページの写真などで、見る角度によっては、ハイボアのMOAIのようなヘッド後方が楕円状に見えたり しますが、実際は三角ヘッドといってよいでしょう。 クラウンは2重になっていて、ヘッドを横から見ると 、後方がシュッと薄くなっています。 これまたかっこいい!
クラウンにはハニカム状の模様と、サイトマークはバーナーの証の炎のマークです。 ハイボアを3モデル
使い続けているぼくでも、構えて違和感のないヘッドです。
このバーナーのセールスポイントは、ヘッドスピードを上げるクラブ構造にあります。 それは
- 283グラムと徹底した軽量化
- 46.25インチの長尺シャフト
- エアロダイナミックヘッドデザイン
ざっくり言うと、軽くして長くして空気抵抗抑えたから、ビュッとふってバ〜ンって飛ばしちゃってよ ってこと でしょう。
軽量化に関していうと、軽いシャフトはもちろんのこと、グリップも30グラムとかなり軽めです。 このため 長さとあいまって、スイングバランスはD8です。 日本モデルがD5.5なのは、シャフトとグリップが違うから でしょう。 USモデルのグリップは、WINNのものがつかわれております。 WINNのパターグリップのような、 吸い付き感があり、非常に良好です。
さて、この長くて軽いを売りにして、抜きんでた飛距離を手に入れているドライバーをぼくは持っています。
クリーブランドのハイボアライトです。 45.75インチで291グラム(SR)で、ぼくが今まで使ってきたドライバーの
中で2番目に飛ぶドライバーです。 下の写真の、上がハイボアライトで、したがバーナーSUPERFASTです。
はたしてこのハイボアライトよりも、さらにその特徴を特化させたバーナー
SUPERFASTは、どんな飛びをみせてくれるのでしょう。 さっそく練習場にもちこんで打ち比べてみました。
構えてみると、ヘッドが大きくなっているとはいえ、やはり長さは感じます。 フェースはストレートで、非常に
素直な印象です。 フレックスはRです。 ワッグルした感じだと、日本モデルのSRといったところです。
OzikのMATRIXというシャフトです。 打った感触は、つかまりがよく、右に行かないクラブです。
納得できる飛びを得るのに、数十発を要してしまいましたが(汗)わかってしまえば、かなり満足できるドライバー
だとわかりました。 注意すべき点は下のふたつです。
- コックは浅目でねじりは深く
- ヘッドをゆっくり加速させるつもりで
要は、長尺シャフトの注意点を愚直に守れということですね。 ちなみにぼくはかなりゆるゆるグリップ派なの ですが、あまりゆるゆるだと逆にヘッドの走りが悪い感じなので、軽い張りがある程度に握った方がよさそうです。 インパクトの音は高すぎず低すぎず。 心地よい音です。
問題のハイボアライトとの比較ですが、飛びはほぼ互角。 じゃっかんハイボアライトの方がいい気もしますが、 安定度ではバーナーに軍配があがります。 これはやはり新しいクラブだからでしょう。 初めての使用でこれ だけの飛びですから、さらに打ち方を磨けば更なる飛距離アップも期待できるでしょう。
同じような設計思想で作られた両クラブですが、打った感触は全く違い、ハイボアライトはヘッドの重みは感じ られず(スイングバランスはC8) シュパッ パキーン ビューン と飛んでいきます。 バーナーの方が軽いの ですが、ヘッドの重みを感じやすいので、普通のクラブと同じような振り心地です。 かなり変わったスペックの このクラブですが、違和感なく持ち替えることができるでしょう。 スーー グーー カキーン デュオーン と飛んでいきます。
かっこよさも相まって、いきなりエースドライバーの予感です。