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 心がけでダフりを防ぐ 2013/5/25


月発行される月刊のゴルフ雑誌。

表紙によく見られるキーワードのひとつが、「絶対にダフらないアイアン!」です。

「またその記事?」って思うのは、何誌かでぐるぐるまわしてるばかりだけでなく、それだけ ダフリに悩んでいるゴルファーが多いからでしょう。

ゴルフにおいて、縦の打点のずれは、上から「空振り、トップ、ナイスショット、ダフり、まん ダフり」です。 誰しもがナイスショットを望みます。 ここで着目すべきことが、ダフりの となりにナイスショットがあるのですが、その先を見てください。 

空振りがあります。

つまりダフりに、ほんの一滴の空振りのエッセンスをたらしてあげれば、ナイスショットになる のです。 二滴たらしてはいけません。 トップになってしまいますから。 では、空振りの エッセンスとはどんなものでしょう。



コースで空振りをしたことがある人はいますか? 何を隠そう、ぼくは2度ほど空振りしたことが あります。 ゴルフを始めたころでさえ、空振りなんてしたことが無かったので、コースで 空振りしたときのおどろきといったら、大浴場の脱衣室で、ズボンをおろしたらパンツはいて なかったぐらいのおどろきです。

では、空振りしたときは、どんな状況だったかというと、打ち上げの残り180ヤード、左は絶対 ダメなのでフェードで狙ったときです。 正直、持ったクラブでこの距離をフェードで打つには、 フル&ナイスショットを必要とされます。 スイングの最下点に本来存在する抵抗を得られずに 空をきるヘッド。

このとき何をしたのか? 飛ばそうと力んでいました。 フェードで打とうとして、早い切り返し と腰のきりで、スイングリズムが早くなっていたようです。



ここで、空振りとは逆のまんダフリを考えてみます。 どんなときにまんダフるでしょうか?

残り100ヤードぴったり、ライも良好です。 大チャンスです。 ここはあわてず慎重にいきま しょう。 狙いを定めて、腕の力を抜いて、ゆっくり・・  

ボフッ!

そうです。 力をぬいてゆっくり振ったら、まんダフってしまったのです。



今お話したふたつのことがらから導き出されることは、

力を抜きすぎない ゆっくり振り過ぎない

です。 力を抜きすぎたり、ゆっくり振りすぎたりすると、手首のコックのリリースが、本来 行われるべきタイミングより早くなってしまいます。 つまり、ヘッドが早く落ちるわけです。 

大事な場面でも、ことさら変わったことをせず、いつもと同じグリッププレッシャーで、いつもと 同じリズムでスイングすることを心がけましょう。 もう一つ大切なのは、

深く考えずにさっさと打つ

そもそも、ダフりというのは、トップの裏返しであって、トップしたくないからダフるのです。  慎重なスイングをしすぎると、スイングの途中で「あっ トップしたくないな」などと考えて しまいます。 するとヘッドの軌道をわずかに下に調整(そんな調整しなくていいのに)して しまうのです。

結果は言うまでもなくダフりです。




今回は、技術面ではなく、心がけでダフりを防いでみました。


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