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 ヒールショット矯正ドリル 2011/12/4


の記事を書き終えて、さてどこに分類するか考えていて笑ってしまいました。 

6年前に、今と同じ悩みをかかえていて、その記事があったからです。 →ボールを見ないで芯をとらえる

そこに書かれている方法は、実際今も時々やっているのですが、今回はさらに良い方法の紹介です。


ドライバーがまったく飛ばなくなった・・・
今年はシャンクが抜けきれず、頼みはドライバーでの飛距離だというのに、まったく飛びません。 感触として は、かなりヒール目に当たっている気がします。 シャンク矯正も含めて、打点の確認をすることにしました。

打点の確認に使うのは、LITEのショットマークエアゾールです。 


これは、フェースなどにスプレーすると、白 い粉が付きます。 これでボールを打てば、その白い粉がとれてボールのマークが残るという仕掛け。 ソール に吹きつければ、ライ角が適正かどうかの判断もできます。 シールを貼るタイプよりわかりやすくて経済的だ し、クラウン全体に吹きかければ、あらまあなんとテーラーメイドのR11の出来上がりです(笑)

これでドライバーで打ってみてびっくり。 これ以上のヒールはありえないと言えるほどのヒールにボールのあ とがついています。 この大きなフェースの、なんでこんな、はじっこで打つ必要があるのか? しかもそれが 何度打っても、どう打ってもヒールでしか打てないのです。

ヒールショットの打痕

ちなみに今日、練習場に持ち込んでいるドライバーは、ハイランチをさしたバーナースーパーファーストです。  ヒールショットから繰り出される球は、一見元気よく飛び出しているかに見えますが、200ヤードを超えるこ とができず、弱弱しくスライスしながら落下していきます。 これでは到底ゴルフになりません。

もちろんゴルフは飛距離じゃないことはわかっています。 しかし、アイアンがシャンク気味で信頼できない状 態の中、ティーショットはできるかぎり飛ばしておき、第2打は短いクラブで打ちたいというもの。 今のぼく にはドライバーの飛距離というのが絶対に必要なのです。

さて、現状は認識されたので、ヒール打ちを直すドリルを始めましょう。 前日にネットで検索して、同様な症 状の治し方などを調べておきました。 

ヒールに当たる理由 腰が前に出る 上半身が開く 右肩が下がる

もうどれもあてはまっていてびっくり。 どうすればいいんだ・・・ では、どうすればいいかというと、下半身を全く動かさずに打つそうです。 それによって、正しい上半身の使 い方を会得できるそうな。 結局ヒールで打ってしまう理由は、打ち急ぎ・手が早過ぎ・下半身の使い過ぎのよ うですね。 実際に打ってみましょう。

おおっ 久しぶりに芯で打つ感触が・・・

ショットマークで真っ白になったフェースのど真ん中より、ちょっとヒール目に、ボールのあとがついています 。 しかも完全な手打ちなのに、ヒールスライスとほぼ同じ距離飛んでいます。 これはちょっと力入れれば、 結構飛ぶんじゃん? と力を入れるとヒール球がキュイ〜ン(汗) 力を入れずに、芯で捕らえるよう、下半身不 動ドリルを続けたのでした。

ヒールショット矯正ドリル1日目は、なんとなく手応えを感じながら終わりました。 翌日は今年一番の寒さで 、練習場にくる人も少ない中の2日目をむかえました。

下半身不動でドライバーを打ち始めます。 ううっ 腰とお尻に痛みが走ります。 下半身を固定していると、 フォローで少なからず腰周りに負担を感じます。 今朝から少し痛かったので、無理は禁物です。 

左手だけで打つようにしたり、右手をちょっと使ってみたりと、いろいろ試しながら練習を続けました。 昨日 と同様、ショットマークエアゾールを使って、打点を確認しています。 もうすっかりヒールには当たらなくな っています。 でも出る球はじゃっかんスライス。 ヒールではありませんが、フェースがスクエアに戻ってい ないようです。 考えました。 結局まだまだ振り遅れているのではないかと。 もっとクラブを振ってあげな ければいけないのではないかと。

そこで、思い切ってリストのアンコック=リリースを早くしてみました。 おおっ いきなり低いドローが!  もう一度打ってみます。 やはりいい感じにフックしています。 これだよこれ♪ 

数球打ったのですが、みな、かなりいい感じに打てています。 ですがまだ下半身不動です。 しばらくこの打 ち方を続けていたので、精神的にじゃっかんストレスを感じてきていました。 はたして普通に振っても大丈夫 なのでろうか? 

打ってみよう・・・

よっこらしょっと

バギューーーン

Σ( ̄□ ̄;

久しぶりにネットに当たったよ・・・

ここ、百合丘カントリークラブは、奥のネットの根元に250ヤードとかかれた距離表示板があります。 練習場 の飛ばないボールで打ったら250ヤードという意味です。 本当はもう少し、も〜少し短いのですが、実際何ヤ ードかというのは、ここでは問題ではありません。 そのネットに当たる人は、そこそこ飛ばす方なんじゃない のかといった具合です。 そのネットに久しぶりに当たったのです。

打つ前は、ヘッドが間に合わないのではないかと思っていました。 また、ヒールスライスが出るのではないか と。 しかし実際は違っていました。 下半身不動でのヒールショット矯正ドリルのおかげで、ヘッドを速く振 ることができたのです。

飛ばそう飛ばそうとすると、手を速く振ろうとしますよね? ところがそうすると、手だけ前に出てヘッドが間 に合わなくなってしまう場合があります。 ぼくの場合、腰を切って「ぎゅん!」と振ろうとすると、左肩が先 行してしまいます。 左肩が先行すれば、手がヘッドより前に行き、フェースは開く。 ところが、このヒール ショット矯正ドリルをやることによって、ヘッドを遅れないように振ることができるようになりました。 別の 言い方をすれば、ヘッドが降りてくるのを待つことができるようになったのかもしれません。

人は、自分が振りやすいように振るようになるんだと思います。 「あんなにうまく打てていたのに全然だめ」  こんなことが多いのがゴルフです。 それは自分の体に楽な、「間違ったスイング」になってしまうからだと 思います。 たぶん、またヒール気味の球になってしまう時がくることと思います。 でもそんなときはこのド リルで矯正すればいいのでしょう。

◆ヒールショット矯正ドリルのポイント

  1. 下半身は動かさず、上半身のねじりと腕の振りだけでボールを打つ
  2. 芯で打つことを意識する
  3. ショットマークなどを使って打点を確認する
  4. ヘッドの存在・動きを意識し、インパクトで手元に遅れないようにする
  5. ヘッドがボールをはじく感触を楽しむ
この5つの点を注意して練習を行ってください。 ぼくは2日間、3カゴで、芯で捉えられるようになりました。

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