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 エヴァンタイユゴルフクラブ  2012年4月


北自動車道、佐野藤岡インターを降りて15キロほど。

エヴァンタイユゴルフクラブは、東北自動車道から見える山の中で、ぼくらの到着を待っていました。  車寄せの屋根が大きく張り出し、それがクラブハウスの屋根へとつながっています。 でかいです。 立派です。  新緑も芽吹き始めた4月の早々に、初めてここ エヴァンタイユゴルフクラブにおじゃましました。

エヴァンタイユとは、フランス語で「扇」という意味です。 ゴルフ場の俯瞰が扇型で、さらには扇型に並べられた 14本のクラブを駆使しないと攻略できないコースというのが由来だそうです。

  「簡単なコースだよ」

という間違った情報をいつのまにかインストールしてしまっていた我々を、どんなコースが待っているのでしょうか?

練習場は、初体験の室内練習場です。 3打席あり無料でいくらでもできるのが利点。 ウッドは使用禁止なので 利用する方は注意してください。

エヴァンタイユ Out In

クラブハウスを出ると、目の前にはOutとInの最終ホールが眼前に広がっています。 共有する池を超えてグリーンを 狙う、左右対称のデザインです。 Outのグリーンに目をやります。 2段グリーンの上の段にピンが立っています。  上の段は小さく、直接狙うのは難しそうです。 しかもはずすと寄せるのが難しそうなライです。 下の段から攻める のが安全そうですが、はたしてうまく寄せられるのか・・・?

リモコンではないカートを運転して、OutコースNo1ホールのティーグランドへ向かいます。 スタートホールはレギュラー ティーから408ヤードと長めのPar4です。 ドライバーでも問題なさそうですが、安全を期して2鉄でスタート。  しかしトップしてボールはごろごろころがっていきます。 いきなりロングになってしまいました。

3打目を決められずに4オン。 かなりの受けグリーンでカップは上のほうに切られています。 カップまでは10mは ありそうです。 とりあえず寄せればOKな条件です。 久しぶりに実戦に持ち出された、Yesアビーから打ち出された ボールは、大ショート(汗) カップまで2mは残ってしまいました。

練習グリーンで、タッチはつかんだつもりだったのですが・・・ これをいれなければスタートからトリプルです。  でも大丈夫。 ラインはまっすぐ。 距離さえしっかり出せれば大丈夫でしょう。 

実際ボールは、カップに向かって一直線に進んでいきました。 弱い? ちょっと届きそうもありません。  ボールはカップの手前15cmほどで止まりました。 いえ、止まったかに思えました。 止まったかに思えたボールが、 こちらに向かって、動き出したのです。 

ころころ
ころころ

なんとボールは元の位置まで戻ってきたではありませんか! なんじゃこりゃ!?

こんなグリーンは経験したことはありません。 今までだって、速いグリーンは経験したことがあります。 しかし、 カップの真下から打ったボールが、こちらに戻ってきたことなんてありません。

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これだけでも驚きなのですが、某同伴競技者の本日のパットはさらに上をいくものでした。  バーディパットをグリーンの外にこぼす。(上からさわっただけのパットですよ!)  段を上れなかったボールが戻ってきて、初めに打ったところより遠くまでころがっていく。
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スタートから、いきなり4オン4パットの8としてしまいました(滝汗)

2番ホールは、ティーグランドに「ティーショットは5番アイアン以下でお願いします」とかかれています。 かなりの 打ち下ろしなので、5番アイアンで十分です。 ドライバーだと見えないグリーンに届いてしまうので危険です。

3番ホールは打ちおろしのPar5です。 ここもドライバーでいけそうですが、レギュラーで509ヤードあるので、 3オンでじゅうぶん。 安全に2鉄でいきます。 ところがボールは危険な方向へ・・・ 暫定球を打って前に進みます。 

1球目はOB杭から10センチほど出ていたので、暫定球をプレイ。 4打目も2鉄でいって、右こわいこわいのフックで、 ガードバンカーへイン。 バンカーは白い砂が美しいのですが、ときおり石がまじっている状態。 これはぜひとも 改善願います。

エヴァンタイユ No.4 池超えのショートホール

4番ホールは一つ目のショートホール。 池がありますが、これはグリーンの手前なので、気にしないことが最善の 策。 問題はグリーン右のバンカーでしょう。 ヤード表示を信じられずに1番手あげたら奥へこぼしてしまいました。  言われたとおりに打つのが間違いないでしょう。

このホールのグリーンも、大きな段差があります。 ごるぞ〜は、ここでファーストパットが段を上りきれず、戻って きたボールがさらに遠いところまでいってしまいました。

他人の失敗を笑っていられるのはここまででした。 続く5番ホールに、大きな罠が待っていたのです。 

レギュラーティーで408ヤードと距離のあるPar4のティーショットを、今日初めて振るドライバーできっちりフェアウェイ をとらえました。 2打目は残り140ヤード。 グリーン手前に、左右から林がしぼりこんできているので、プレッシャー を感じるショットとなります。 ここをグリーン左横に着弾。 キックに恵まれてグリーン方向にボールがころがって いきます。

ボールはカラーから1mほどのところにありました。 これをうまく寄せればパーゲットです。 カップはカラーから 5〜6m。 6番アイアンのトレビノ6ワンピーで打ち出されたボールはカップにするする近づいていきます。 

ところが、カップの横を通り抜けたボールは、そのいきおいを失わないまま、向こう側のカラーへ向かっていくでは ありませんか。 あっというまにグリーンからこぼれおちたボールは、そのままその先のバンカーへ落ちていきました。

ええ〜〜〜〜〜〜

そんなに強く打った感じでもなかったのに・・・ 戸惑いながら、カートへ戻り58度を持ってバンカーへ向かいます。  バンカーショットは薄く取りすぎたために、縦に細長いグリーンをあっさりオーバー。 ボールが向こう側に置いた ままにしておいた6番アイアンの近くに着弾です。 あぶないあぶない。

ここからさっきと同様にトレビノ6ワンピーです。 今度は明白な下りのライン。 さっきの失敗をふまえて、やさしく 打ち出しました。 ボールはころころころころ・・・

ええ〜〜〜〜〜〜〜〜

なんと、まったく止まる気配のないボールは、そのままさっきのバンカーへ。 素人か? まあ素人なんだけど。

軽くパニクッたバンカーショットは、あごのきわに突き刺さってしまいました。 そのことで逆に冷静さを取り戻し、 アンプレヤブルを宣言してさっさとプレイ。 なんとこのホールを11としてしまったのです。 すぐそこまで2打で きたのに・・・(@_@)

次の6番は、左ドッグレッグのPar5です。 ドッグレッグの内側は谷になっているのですが、250ヤードショッター なら越えないこともなさそうです。 前ホールの11のおかげで、すっかり開き直り、ドライバーをマン振りです。

軽い低いフックで谷の向こうの山の斜面に向かっていきます。  越えたかな? ボールは無事山を越えてフェアウェイにありました。 山を越えた斜面を利用して、かなりの距離をかせいだよう です。 ここからなら、らくらくツーオンを狙うことができます(失敗したけど)。 

続く7番は、レギュラーティーで148ヤードのPar3です。 グリーン横に、縦に長いバンカーがあるのでねらい目は 右。 ぶっちゃけた話、右の斜面にあててころがり落とすというのも無くは無い話です。 

8番ホールは打ち上げのPar4。 距離は短めなので200ヤードも打っておけばじゅうぶんです。 ここ、エヴァンタイユ ゴルフクラブでは、ティーショットをいかにコントロールしておくかが、スコアアップの鍵になります。

エヴァンタイユ No.9 打ち下げのPar4

Outの最終9番ホールは、ティーショットはクラブハウスへ向けて打ち下げていく、気持ちのいいホールです。  ドライバーで打つもよし。 そこまで飛ばさなくてもいいかな?といったホールです。 ただ、グリーンは段がある ので、油断は禁物です。



エヴァンタイユ 練習グリーンの先にある池 その池をはさむように9番と18番ホール

池をはさんだOutInの最終ホールを見ながら、おいしい昼食をいただき、Inコースへとカートを走らせます。

10番ホールは距離のあるPar4です。 ティーショットは軽い打ち下げ、ホールはゆるやかに右に曲がっているので、 フッカーは攻めづらいかもしれません。 

11番は左ドッグレッグでレギュラーティーで360ヤードのPar4です。 曲がり角の内側頂点にあるバンカーを越えて いくのが定石ですが、まんまとそこに入れてしまいました。 このバンカーからは前にある木がじゃまで、グリーン を直接狙えません。 残り140ヤード。 フックをかけてまわしていくしかないです。 

ダフらないようにボールを右目において・・・
体重移動は無しだよ・・・
上半身は開いちゃダメだよ・・・
えぃっ!





ふぅ・・・


エヴァンタイユ No.12 Par5のコース図

さて次の12番ホールは、エヴァンタイユを代表する印象的なホールです。 全体的にはS字形状をしている、レギュラー ティーからは501ヤードのPar5です。 ティーショットはタイトで、ドライバーで打ち出していくには勇気が 必要です。  ティーショットをうまくやり遂げると、2打目地点からは池の向こうにあるグリーンが見えることでしょう。 ティー ショットは打ち下げで距離をかせげたようで、2鉄でのショットながらヤード杭は200ヤードをしめしています。 狙える?  という考えは、良い結果に結びつかなかったことは、このホールのスコア=11がすべてをあらわしています(大反省)



13番ホールは、打ち上げで距離のあるPar3です。 左は絶対にダメ。 かといって右もあぶないです。 いかに、 冷静にまっすぐ打てるかを問われるホールです。

14番ホールPar4のティーグランド。 そう、ここエヴァンタイユゴルフクラブのティーグランドは、人工芝です。  これは正直、残念と言えば残念なのですが、本物の芝にかなり近い人工芝です。 見た目も本物っぽいし、ダフれば ロスします。 これは逆に荒れた芝よりよっぽど気持ちのいいものです。 賛否両論あると思いますが、ティー グランドを人工芝にしたのは、成功だったかもしれませんね。

15番ホールはティーショットの落下地点の距離、フェアウェイ左に池があります。 この罠をクリアしても、その池に 水を注ぎ込むクリークが、グリーンをガードしています。 グリーンを狙うときは、左目でいきましょう。

エヴァンタイユ No.16 打ち下ろしのPar4

16番ホールは打ち下ろしのPar4。 ここのティーショットは、左目狙いが安全なのですが、左過ぎて斜面上の林へ・・・  木に当たって跳ね返ってきたボールはレディースティーに・・・ う〜ん ラッキーなのか否か?(笑)

ショットナビ for スマホ

これは今日デビューさせた、ショットナビのスマートフォン用アプリです。 はっきり言って、使い方も わからない状態なので、いまいち良さはわかりません。 GPSの感度もなんだか悪いような・・・ まあこれは、 端末によるのでしょうけれども。 次のラウンドぐらいには使用レポが書けるようにしたいと思っています。 GPSゴルフナビ Shot Navi X 購入ページ

17番ホールは打ちおろしのPar3。 レギュラーティから159ヤードです。 右手前に大き目のガードバンカーがあるので、 注意しなければならないのですが、まんまといれてしまいました。 

最終18番ホールは、Outの最終ホールと共有する池をグリーン手前にかかえたPar5です。 距離はレギュラーティで 495ヤード。 このぐらいの距離になると、250ヤードショッターには2オンは狙えないのですが、ティーショットが打ち下げ せいか、残り210ヤード地点の右のフェアウェイバンカーまで飛びました。 ここから2オンを狙いますが、おしくも 右手前のガードバンカーへ。

エヴァンタイユ No.18 Par5 池とバンカー

3オン狙いになると、左の池が気になるかもしれません。 その池を囲んでいる、雲みたいな形のバンカーに入れると やっかいそうです。 ただ、気にしなければ全然いくようなところではありません。 ゴルフはメンタルです。

結局、ビッグイニングが数ホールあったために、100叩きになってしまったわけです。 全然簡単なコースではあり ませんでした。 特にグリーンの難しさは、今まで経験した中で一番と言っていいです。 前述のとおりですが、 カップの下から打ったパットが、カップの直前までいって、また元に戻ってくるなんてことは経験したことはありません。  はっきり言えます。 ここは北関東のオーガスタだと。

年内にリベンジを誓って、エヴァンタイユゴルフクラブをあとにしたのでした。


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