ありがとうシャンク 2005/10/9
いろいろなグリップ方法を試したり、ボールの位置を変えたり。 スイングの軌道を変えたり、体重配分を考えたり。 早いリズムで打ったり、ゆったり打ったり。 考えられる、あらゆる方法で練習しました。
その中で、ためになったなと思うのが片手打ちです。 これはシャンクとは関係なく、スイングづくりとしてぜひ、 やってほしい練習です。 はじめて片手打ちをすると、あまりの当たらなさにすぐやめたくなります。 練習代も ばかになりませんからね。 しかし、そこは我慢。 お金が心配な人は打ち放題だと気楽に練習にのぞめます。
片手打ちは、ごまかしができません。 手打ちではなくきっちり体でスイングしないと、ボールを飛ばすことができません。 こつはバックスイングにあります。 バックスイングの際、手でクラブを持ち上げていくのではなく、上半身と腕を 一体化させて持ち上げていきます。
片手打ちにより、上半身と腕の一体感あるスイングを身につけることができます。 そしてそのスイングで、あることに
気づきます。 スイングに力はいらない
無駄な力の入っていないスイングが、芯をとらえることができるのです。 いわゆる脱力スイングです。
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見ていただけましたか? シャンクを克服したこのスイングにおける注意点は以下のとおりです。
ポイント
- グリップを強く握らない。
- トップで左親指にクラブを乗せる。
- ボールと自分の目を結んだ線上にクラブヘッドを上げる。
- リズムを大切にする。 トップでいきなり切り返さない。
- クラブが、常に胸の正面にあるイメージで振る。
- バックスイングの時、右ひざをスエーさせない。
- ダウンスイングの時、右ひざは左に送り込む(正面に出さない)
1は脱力スイングのために必要不可欠です。 グリップを強く握ると脱力スイングはできません。 2と4は相関関係があります。 トップで左親指にクラブを乗せる感じをつかめれば、自然とリズムよく振れるように なります。 3は、アップライトなスイング。 つまり縦振りの実現のためです。
5は手打ちを防ぎます。 手打ちはスイングプレーンが安定しません。 6と7は右ひざの動きで、一般的によく
言われていることです。
まずは1〜3だけでもやってみてください。 かならずや効果が現れると思います。
6回にわたった、ぼくのシャンクについての話は、これで一応終わります。
最後に、スイングの勉強をさせてくれたシャンクに今はこう言いたい
「ありがとうシャンク」
そんな思いをあざわらうように、翌年シャンクは、やってくるのでした。
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