「すっげえ気に入ったパターみつけたんだけど、きっとまた変って言われるんだろうなぁ」
「よしわかった 買いに行こう」
ぼくら二人は、ゴルフパラダイス向ヶ丘店へ向かいました。
「これこれ」
ごるぞ〜が安売りパターが何本もささっている箱から、1本のパターをぬきました。
「どれどれ」
ごるぞ〜からそのパターを受け取ります。
「なにこれ? んわ〜 すごいデザイン しかも300円(笑)」
そのパターは、ウッドを平たくつぶしたような形をしています。 古い・・・ ヘッドは傷だらけです。
グリップはカピカピでひびわれています。 よく見ると、シャフトに物品税のシールが貼ってありました。
「こりゃすごいね これのどこがいいの?(困惑)」
「これがね かまえやすいのよ で、よくはいるんよ」
まあ本人がいいっているのだからそれでよいでしょう。
「このパター、リフィニッシュしてよ」
「これね・・・ いいよ♪」
最近リフィニッシュ作業をやっていませんでしたが、形状がシンプルだから、磨くのも簡単そうです。
やってみることにしました。
このパターには「KENNEX」と刻印されています。 調べてみると、スポーツ用品メーカーらしいのですが、
現在はゴルフクラブはつくられていないようです。 ヘッドの材質はアルミで、インパクトゾーンは真鍮の
ようです。
傷がけっこう深いので、ハンマーで叩いて、ざっと整形をしてから削りをすることにします。
まずはシャフトを抜きましょう。
ヘッド抜き機にセットして、ヒートガンであぶったら、あっというまに抜けてびっくり。 みるとシャフト
の先端しかメッキをはいでいません。 これはフルショットしたら(しない!)あぶないですねぇ。 再度装着
するときには、きちんとメッキをはぐことにしましょう。
次回はヘッドの磨きとシャフトの装着です。