今まで、リフィニッシュしたパターに装着していていたグリップは、シャフトに直にコルクシートを まいてつくる完全なワンオフ。 製作に時間がかかってしまうのと、グリップ単体で提供できないと いうデメリットがありました。 スリップオンタイプのを製作して欲しいという数多くのご要望を いただき製作を開始して半年。 試作品を2本つくりテストラウンドを行い、ようやく提供できることに なりました。
サイズは一般的なスタンダード。 シャフトはバット径が60(15.24mm)に対応しています。 現代の パターの普通の長さのものは、ほぼこのサイズです。 古いパターで、シャフトの細いものには取り付ける ことはできませんが、ご要望があれば製作することも可能です。 古いパターを使っていて、そのシャフトに 合うグリップがなくてお困りの方によろこんでいただけることと思います。
革はディアスキンです。下地はウレタンゴムなので、通常のゴムグリップと同じように、両面テープをシャフト
に巻いて、グリップ溶剤を使用した取付方法になります。 本サイトでも下の2ページでゴムグリップの装着
方法を紹介しておりますので、ご参考にしてください。
ロングアイアンのリシャフト作業3
シャフトの長尺化
※シャフトに巻く両面テープは、縦巻きを推奨しております。
◆ディアスキン◆ スタンダードサイズ 口径60 約70グラム
ディアスキンは、しっとりとやわらかく、手にすいついてくるような感触です。 まさにパターのグリップ
のためにあるような素材。 そのディアスキンの1枚革をワックスコットンコードで縫い締めています。 縫う手法はベースボールステッチですが、その縫い方を工夫
することにより、縫い目の部分もディアスキンのやわらかさを感じられるようにしてあります。
一目一目思いを込め、コットンコードを縫い締める力を加減して、直線で均一なステッチを造り上げています。 それは生産では
なく創造。