ゴルフ大好き♪ 世が世なら2オン! 世が世なら2オン!

 リシャフト作業3 2008/10/28


ッドとシャフトの接着が終わったのでグリップの装着です。

1.シャフトの切断

切断部をマーキング グリップを装着する前に、シャフトの長さを決めて切断します。 カーボンシャフトのアイアンは、 同モデルのスチールシャフトアイアンより、0.5インチ〜1インチシャフトの長さが長いのが一般的です。 これは シャフトの重量が軽いためにスイングバランスが軽めになってしまうのを補うためらしいです。 ということで 今回は元のスチールシャフトの長さより、0.5インチ長くすることにしました。 するとスチールシャフトの5番アイアン との飛距離の階段はうまくつながるのでしょうか・・・? そのあたりは不確かな部分を残しつつ作業をすすめます。


カーボン繊維のほつれ防止テーピング 切断位置をマーキングしたら、そこにテープを巻きます。 これは切断時にカーボン繊維がほつれる(裂ける)のを防止する ためです。 当然テープを巻くのは、残るシャフト側です。


金のこで切断 切断は金のこで行います。 のこ刃がひっかかってカーボンが裂けないように、のこぎりの角度を調整して、 無理な力を加えないように慎重に行います。 特にあともう少しで切りきるというところが危険ですので、 あわてず作業しましょう。


切断面はバリをとりましょう 切断が完了しました。 切断面のバリはとっておきましょう。




2.グリップの装着

グリップの挿入位置のマーキング グリップをシャフトに装着した状態を想定してシャフトに並べます。 そしてグリップのヘッド側にテープでマーキング します。 グリップをシャフトに装着するときに、この印を目標にします。 グリップはかなり伸び縮みしますので、この 目標のテープがないと、正しい位置がわからなくなってしまいます。 逆に、グリップをちょっと細めにしたいとか、 太めにしたいというときは、このテープを上下させてグリップの太さを調整できます。


両面テープのエンド側 両面テープを巻きます。 両面テープは、隙間なく巻くという説と少し間をあけるという説がありますが、ぼくは 4mmぐらい隙間を空けて巻いています。 

エンド側は少し長めに余らせておきます。


エンド側の処理 エンド側の両面テープは、くるくるっとまるめて、シャフトの穴をふさぐようにしておきます。 これはグリップエンドの 穴から、異物が混入するのを防ぐためです。


両面テープの巻き始めの位置 両面テープの巻き始めの位置は、グリップより1センチ短くします。 この理由は・・・ 忘れました(汗) 端まで 両面テープがある必要もないし、そこに両面テープがない場所があると、グリップをはずすときに作業しやすい。  こんなところでしょうか。


グリップ内に溶剤噴射 グリップエンドの穴にティーを差し込んで、グリップの中にグリップ溶剤スプレーを噴射します。 


両面テープにも溶剤噴射 グリップに巻いた両面テープにも、グリップ溶剤スプレーをまんべんなく噴射します。 その後手際よくグリップを 差し込みます。 途中でグリップエンドの穴に差し込んであるティーを抜かないと、グリップが入っていかないので お忘れなく。 




3.完成 初打ちとその後

完成 こうして3番アイアンと4番アイアンの2本を、カーボンシャフトへのリシャフトが完成しました。 どんな具合か、 早速試打会です。 長物の試打といえばお決まりの百合丘カントリークラブ。 はたしてカーボンシャフトは打ち やすくなるのでしょうか?

結論
飛び:はじけるようにギュイ〜ンと飛んでいきます。

打ちやすさ:軽いから振りやすい(振りぬける)

いい感触です♪

ただ、カーボンシャフトにしたからといって、劇的に簡単になるわけではありませんでした。 いいタマを打てる 確率はかなり低い・・・ 正直、リシャフト直後は、これは金をかけただけ失敗だった。 そう思いました。

その後アイアンマンカップに出場するまで、ひたすら3番アイアンを練習しました。 手間ひまかけただけ愛着も ありますしね。 そうしているうちに、だんだんロングアイアンの打ち方がわかってきたのです。 ハンドファースト に構えず、いわゆるY型のアドレスをとり、胸の正面でインパクトする意識をもってスイングすることで、ロング アイアンでもつかまったタマを打てるようになりました。 

今、ぼくのトップアイアンは4番アイアンです。 ぼくのクラブセッティングのポリシーは、 簡単なクラブでスコアアップです。 長物の基本はスリングショット ハイブリッドです。 そのU4と4番アイアンは飛距離でかぶってしまうのですが、あえて4番アイアンもいれています。  低いタマ、曲がるタマ。 アイアンのボールの操作性が気に入っています。

ぼくが練習場へ行くとき必ず持って行くクラブは、7番アイアン・4番アイアン・ドライバーです。 ドライバーは もっとも下手だから。 7番アイアンはスコアの要だから。 4番は・・・ 4番はスイングの調子を見極めること できます。 そしてスイングを磨くことができます。 

ロングアイアンをカーボンシャフトへリシャフトして半年。 今このリシャフトに大満足しています。


このページの先頭へ
TOPへ戻る